妊娠力を高めて、不妊症から妊娠への近道の秘訣を公開中

妊娠力を左右する腎の働き


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妊娠力を左右する腎の働き

こんにちは さいじょう鍼灸院の西條です。

今日は、妊娠に関わる妊娠年齢の最大の要素の話をします。

今まで
感情、気血の話をしてきましたが、今回お話しする腎(じん)も重要です。

腎がしっかり働いていれば妊娠しやすくなりますが、
腎が弱っていたり、邪気の攻撃を受けていれば妊娠しにくくなります。

腎とは腎臓のことです。

しかし、現代医学で言う腎臓と東洋医学で言う腎臓は少し違います

現代医学での腎臓は、
・尿を作り老廃物を除去する
・体内の水分調節
・赤血球の生産を促す
・血圧の調整
・ビタミンDの活性化

東洋医学の腎臓は、
・生命力、成長、生殖能力の根源
・全身の水分代謝を調節する
・骨をつかさどり、その状態は髪に反映する
・耳と二陰に関係がある
・唾に関係がある
・深い呼吸に関係がある

東洋医学の腎臓(腎)の働きとは

生命力、成長、生殖能力の根源

父母の気が合体して先天の気となり、生命が誕生します。
先天の気は腎に貯蔵されます。

飲食物と呼吸により後天の気が作られ、先天の気と共に成長させます。

女性では14歳、男性では16歳から生殖能力が備わり、
女性では28歳、男性では32歳が妊娠力のピークになります。

先天の気が衰えてくると老化となり、先天の気が尽きるときに死となります。

骨をつかさどり、その状態は髪に反映する

腎がしっかりしていれば、骨や歯は強く髪の毛も黒くて艶やかです。

加齢と共に腎が衰えてくると、骨は曲がったり、骨粗鬆症、歯が抜けたりします。
髪の毛は白くなり、抜けたりします。

耳と二陰に関係がある

二陰とは小便口と大便口のことです。
腎がしっかりしていれば、耳は良く聞こえ小便、大便共に快調に出ます。

腎がお衰えると、耳鳴りや軟調を引き起こし、小便、大便に異常が出てきます。

唾に関係がある

腎がしっかりしていれば唾液はたくさん出て、虫歯や歯周病を予防できます。
腎が衰えると口の中が乾き、虫歯や歯周病で歯が抜けます。

深い呼吸に関係がある

腎がしっかりしていれば深く息を吸い込むことができますが、
腎が衰えると深く息が吸えなくなり、浅い呼吸になります。

どうですか?
現代医学と東洋医学では、似た項目もありますが、少し違いますよね。

私が妊娠希望で来院された方を治療する際には、
腎の働きはどうかとチェックして、弱っていれば補うことをしています。

日常的に腎を補う方法

腎の働きがしっかりしていれば妊娠しやすく
腎が弱っていると妊娠しにくくなります。

普段の生活で腎を補う方法をお話します。

1、食事

腎を養う食物は黒い食べ物で、味は鹹味(かんみ)です。
鹹味とは塩からいということです。

黒い食べ物
黒キクラゲ、黒砂糖、黒ゴマ、黒豆、黒米

鹹味の食べ物
大豆、栗、みそ、しょうゆ、魚介類

鹹味が良いからといって食塩を大量に取ったり、
味噌やしょうゆを大量に取るのは避けてくださいね。

特に黒豆がオススメ
黒くて鹹味で形も腎臓っぽいので。お正月に御節でしか食べないという人は
スーパーなどで黒豆の水煮が売っていますので、そちらを料理に使用してみては。

2、感情

東洋医学では内臓に感情が入っていると考えます。
内臓の臓という字は月(にくづき)に蔵と書きます。
その蔵の中に腎は、恐れと驚きを入れています。

何かに恐れていたり、驚いていると陣に影響して
過度に恐れたり、驚いたりすると腎が弱ってしまい妊娠力が低下してしまいます。
恐れや驚きのない穏やかな生活をすることが重要です。

3、冷え

冷えは腎の働きを弱めます。
そのため身体が冷えると腎の働きが弱まり妊娠力も低下してしまいます。

逆に身体が温まれば腎の働きは良くなり、妊娠力は上がります。

あなたも冷えが不妊の原因のひとつと聞いたことがあるかもしれません。

私の鍼灸院に妊娠希望で来院される方のほとんどが冷えを訴えています。
ひえを取るだけで妊娠率はかなり上がります。

それではまた
次回を楽しみにしていてくださいね。

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